QWRCはLGBTQと女性のためのセンターです。
この度QWRCでは継続寄付サポーター倍増キャンペーンを実施いたします。
QWRCの活動を安定的に継続していくために、毎月定額のご寄附をいただける方を現在の29人から60人を目標に募ることを目的としたキャンペーンです。
キャンペーン期間 2024年9月1日 0:00 ~ 10月31日 23:59
当キャンペーン終了まで、あと45日です!
QWRC では、
障がいのあるひとや、子ども若者から中高年、子どもがいるひと、ちょっとクィアなひとなど、
いろんなひとが参加してくれたり、QWRCのスタッフ自体も色々。
ごっちゃでいいねん。
ごっちゃで、それぞれ、自分でいられる社会が広がっていけばいいな。
それは、自分たちだけではできない。
ごっちゃで、自分でいられる、ちょっと面倒でおもしろい社会を一緒に作れたら嬉しいです。
みなさまからのご寄付は、例えばこんなふうにつかいます。
今すぐ継続寄附サポーターになるには各金額ボタンをクリック!!
30人集まったら、カフェドQWRCとボードゲームの会とメンヘル!が一回ずつ開催できます | 20人集まったら、LINE相談が一回できます | 20人集まったら、LGBTかもの子ども若者・その保護者の交流会が継続開催できます |
1,000円/毎月 | 3,000円/毎月 | 5,000円/毎月 |
保護者会やおとなと子どものお茶会の会場が借りられます | SNS相談を安定的に 実施する経費に充てられます | LGBTQへの個別相談やカウンセリングを 安定的に実施する経費に充てられます |
10,000円/毎月 | 50,000円/毎月 | 100,000円/毎月 |
自分が自分でいられる場所を作っていきたい
自分が自分でいられる居場所を、QWRCは2003年の発足当時から守ってきました。
QWRCで行われる居場所はごちゃごちゃしています。
多様な過ごし方があって、様々な会話がなされています。
みんなが自分らしくいられるというのは実はとても面倒なことだと思います。
輪を乱すとか、まとまらないとか、わがままだとか、ネガティブな言葉はいくらでも思いつきます。
でもQWRCでは、その時その場に居合わせた者同士の協力で、なんとなくみんな自分らしいのです。
そして面白いのです。
2024年9月からQWRCは新たな居場所作りにチャレンジします。場所の引っ越しによって少し狭くなりますし、各種居場所に日時等変更が生じます。どうなっていくのかスタッフにも分かってないところはあるのですが、自分が自分でいられる、ごちゃっとした居場所を作り続けていきたいです。
居場所の参加者の声
QWRCは様々な性を生きる方と出会える場所です。落ち着いた雰囲気の空間で入退室も自由なのが良いです。
QWRCにあそびに来るとすぐに眠くなる。イスに座って30秒くらいであくびが出る。家以外の場所でこんなに安心して眠くなるところはない。
8年ぶりに来ちゃいました。8年前と変わらず落ちつく居場所です。長く続けてくれて感謝しています。これからも応援しています!
スタッフからのメッセージ
QWRCでスタッフをしているれんです。
今年の9月に30才になります。QWRCにはじめてやってきたのは16才の夏だったので、長い時間が経ったなぁと感じます。
自分がトランスジェンダーかもしれないと感じて、はじめてセクマイのあつまりを探して参加したのがQWRCでした。
当時はLGBTというよりセクマイという言葉の方が定着していたように思います。はじめはただの参加者で、緊張してなにも話せないけど、その場にいたいと思って無言で参加していました。はじめのうちは23才以下くらいでLGBTQかそうかもしれない居場所である「カラフル」に参加していましたが、他にもイベントがあることを知り、紹介されたところはほとんど全て参加していました。
QWRCにはいい意味で「変なおとな」がたくさんいました。
トランスジェンダーかもしれない私が、そこにいるだけで肯定されるような感覚があって、ただ参加を続けました。
いつしか緊張もほどけ、自分のはなしをしたり、気になったことを質問したりすることができるようになりました。
当時は神戸市に住んでいて、そんなにお金がない中でもがんばって交通費と参加費を捻出して、参加できる会は全て参加していました。
QWRCのイベントに参加して自分らしい表現を考えて実践していくことが、僕にとってとても大事な時間になっていきました。
QWRCとの関わりで人生が変わったと言っても過言ではありません。QWRCとつながっていなければ今とは違った人生を歩んでいたことでしょう。
人生を変える出会いのある場をつづけていけたらいいなと思っています。
LGBTQの困難な状況の整理がQWRCでできる
QWRCではLGBTQに関する相談事業を行っています。
LGBTQは、自分と似たような人たちと生活圏であう機会があまりなく、孤立します。
学齢期にはLGBTQの68%がいじめを経験し(*1)、自殺を図った割合は シスジェンダー異性愛者1.5%に対してトランスジェンダー15.6%、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル9.7%です(*2)。
トランスジェンダーの75%就活でハラスメントを経験します(*3)。
また、LGBTQは、福祉利用時に78%がハラスメントを受けた経験があります(*4)
このような状況であり、LGBTQはどこかに安心して相談することが難しい状況があります。
私たちは、そんな環境を変えていきたいと思っています。
QWRCが相談しやすい場所であるように、そして、その輪をさまざまなところに広げるために相談機関などにも研修を行っています。
困難な状況を整理して、自分自身を生きるためのお手伝いができたらと思っています。
ひとりじゃない。
そんな場所を一緒に作ってください。
2024年秋から LGBTかもの保護者の会と、LGBTかものこども若者の会もはじめます。
相談事業のスタッフは、臨床心理士、公認心理師、ソーシャルワーカー、看護師としてなど、対人援助職のそれぞれのキャリアを積みながらLGBTQに関する相談をおこなってきた人たちが在籍しています。
*1:いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン 平成25年度東京都地域 自殺対策緊急強化補助事業
*2: 厚生労働省 国立社会保障・人口問題研究所 人口動向研究「働き方と暮らしの多様性と共生」2019
*3:認定NPO法人ReBit「LGBTQ子ども若者調査2022」
*4:認定NPO法人ReBit(2023)「LGBTQ医療・福祉調査2023」
カウンセリングルーム:月に15件~20件
個別相談:2022年4月からの累計で188件(2022年4月から2004年7月累計)
LINE相談:1045件(2022年4月から2024年7月累計)
計画相談:76人(2024年7月現在)
個別相談利用者の声
しっかりと話を聞いてくださり
前向きになれるアドバイスもいただき
遠い先に小さな光が見えたような気持ちになりました
丁寧にご回答頂き、分かりやすかったです。
色々と分からないことが多く、親も不安でどうしていけばと思っておりましたが安心につながりました。
親身に相談を聞いて下さり、心が軽くなりました。
カウンセリングが予約で埋まっている理由が分かった気がします。
色々と話せて良かったです。
嬉しかったことは理解して頂き、とても想いが言えて良かったと感じました。
参照:
プライドセンター大阪個別相談利用者の声から
プライドセンター大阪の個別相談はQWRCが行っています。
https://pridecenter.jp/consulting/